一般的な紙箱の多くは、切り込みを入れて組み立てられています。 しかし、それが油漏れしやすい原因のひとつです。
8箇所同時貼り製函は、1枚の紙に折り目をつけて貼り合わせるため、隙間がまったくありません。 油が染み出てきやすい、あるいは汁気の多い中華料理にも安心してお使いいただけます。 また、内側のポリ素材(銀折箱の場合)は水や油を吸わないため、折箱がヘタリにくいのも特徴です。
さらに、コーナーの「外側」「内側」「折込部分」のそれぞれが重なることで、強度が大幅に向上します。 これによって商品を入れた状態で積み重ねることも可能になり、店頭販売などでの使い勝手が非常によくなります。
UV印刷は、紫外線によって印刷用の感光性樹脂インキを瞬時に硬化させる印刷加工技術です。 インク臭が少ないため、食品向け紙箱には最適な印刷といえます。
また、硬くて強い皮膜を形成するため、油性インキの問題となる「色あせ」を防ぐことができ、経時劣化に強くなります。同時に水分や溶剤への耐久性にも優れた機能を持ち合わせます。